株式会社 森永生科学研究所
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測定原理、操作手順

測定原理

<一次反応> 測定溶液中の加熱処理牛由来タンパク質が、プレート上の固相化モノクローナル抗体に結合し、[固相化抗体/加熱処理牛由来タンパク質]の複合体を形成します。
<二次反応> 酵素標識モノクローナル抗体が複合体上の加熱処理牛由来タンパク質に結合します。
<酵素反応> 酵素基質溶液を加えると、プレート上の複合体に結合した酵素により呈色します。
得られた吸光度より加熱処理牛由来タンパク質の混入を判定します。

操作手順

一次反応
1) Blank、陽性対照溶液(高濃度標準品)、陽性対照溶液(低濃度標準品)、陰性対照溶液 I、陰性対照溶液 II、および測定溶液を分注(100μL/ウェル)
2) プレートシールで密閉
3) プレート用ふたをして25℃で1時間静置して反応
 
洗浄 洗浄液で6回洗浄(300μL/ウェル)
 
二次反応 1)酵素標識抗体溶液を分注(100μL/ウェル)
2)プレートシールで密閉
3)プレート用ふたをして25℃で1時間静置して反応
 
洗浄 洗浄液で6回洗浄(300μL/ウェル)
 
酵素反応 1)酵素基質溶液を分注(100μL/ウェル)
2)プレート用ふたをして遮光下25℃で20分間静置して反応
 
反応停止 反応停止液を分注(100μL/ウェル)
 
吸光度測定 プレートリーダーで各ウェルの吸光度を測定(主波長:450nm、副波長:600〜650nm)
吸光度は、反応停止後30分以内に測定してください。
 
判定 1) 試験成立条件
Blankの吸光度、陰性対照溶液 I、IIの吸光度≦0.08
Blankの吸光度、陰性対照溶液 I、IIの吸光度<陽性対照溶液(低濃度標準品)の吸光度
0.6≦陽性対照溶液(高濃度標準品)の吸光度≦1.6

2) 判定基準
【陽性】検体の吸光度≧陽性対照溶液(低濃度標準品)の吸光度
【陰性】検体の吸光度<陽性対照溶液(低濃度標準品)の吸光度
試験成立条件、判定基準は全て二重測定以上の吸光度の平均値を用います。

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