検査の原理、操作手順
検査の原理
例:ナノトラップEasy牛乳
- テストスティックの滴下部に検査溶液を滴下すると、金コロイド標識抗カゼイン抗体が溶解する。
- 金コロイド標識抗カゼイン抗体は検査溶液中に存在するカゼインと結合し、複合体を形成する。
- 複合体が毛細管現象により移動し、テストスティック中央の判定部に固定化された抗カゼイン抗体に捕捉され、赤紫色の線となって判定部に現れる。
- ※
- 検査溶液中にカゼインが存在していても、検出感度以下の場合は線が現れない。
また、カゼインが過剰に含まれる場合にも線が現れないことがある。
操作手順