2014年8月吉日
お客様各位
モリナガ マウスC−ペプチド測定キット発売開始のご案内
株式会社 森永生科学研究所
謹啓 時折ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素より格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
この度、弊社では実験動物用測定キットシリーズの新商品として、「モリナガ マウスC−ペプチド測定キット」を2014年8月18日(月)より販売致します。
本製品は、マウスC−ペプチド1および2と同等に反応する抗体を用いているため、総C−ペプチド量を正確に測定できます。好評発売中のインスリン測定キットシリーズ同様、少ないサンプルボリュームかつ種々のサンプル(血漿、血清など)を再現良く測定出来るキットとなっております。この機会に是非、ご検討頂きますようよろしくお願い申し上げます。価格および製品仕様を下記表にてご案内申し上げます。
今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
謹白
―記―
商品名 | 容量 | 希望小売価格(税抜) |
---|---|---|
モリナガ マウスC-ペプチド測定キット | 1キット(96ウェル) | ¥ 65,000 |
(連絡先)
株式会社 森永生科学研究所 営業部
電話番号:045-791-7674 FAX番号:045-791-7675
e-mail:info@miobs.com URL:https://www.miobs.com
1. 製品概要
検体量 / well | 5 μL |
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検体 | 血清、血漿、細胞培養上清、細胞抽出液、尿など |
検量線範囲 | 0.1 ng/mL〜6.4ng/mL |
反応時間 | 2時間30分 |
交差反応性 | 本キットは、ラットC-ペプチド1, 2と交差反応性がございます。マウスインスリンとは反応致しません。 ※交差反応性はロットにより異なりますので、詳細については弊社までお問合せください。(045-791-7674) |
同時再現性試験 | C. V. ≦ 10% |
日差再現性試験 | C. V. ≦ 10% |
ロット間差再現性試験 | C. V. ≦ 10% |
2. 構成品について
品名 | 容量 | 数量 | |
---|---|---|---|
A | 抗体固相化プレート | 8ウェル×6本 | 2パック |
B | 凍結乾燥マウスC-ペプチド標準品 | 2.56 ng | 2本 |
C | 酵素標識抗マウスC-ペプチド抗体溶液 | 13 mL | 1本 |
D | 酵素基質溶液(TMB溶液) | 13 mL | 1本 |
E | 反応停止液(1N硫酸) | 13 mL | 1本 |
F | 検体希釈液 | 30 mL | 1本 |
G | 20倍濃縮洗浄液(1000mL用) | 50 mL | 1本 |
プレート用フレーム | 1個 | ||
プレート用ふた | 1枚 |
3. 測定操作手順の概略
標準曲線用C-ペプチド溶液、および検体を用意 |
↓ |
プレート用フレームに抗体固相化プレートをセット |
↓ |
検体希釈液を95µL/ウェルで分注 |
↓ |
標準曲線用C-ペプチド溶液または検体を5µL/ウェルで添加 |
↓ |
プレートを撹拌(ウェル内の溶液を混和させる) |
↓ |
室温(20-30℃)で1時間静置して反応 |
↓ |
300µL/ウェルの洗浄液で6回洗浄 |
↓ |
酵素標識抗マウスC-ペプチド抗体溶液を100µL/ウェルで分注 |
↓ |
室温(20-30℃)で1時間静置して反応 |
↓ |
300µL/ウェルの洗浄液で6回洗浄 |
↓ |
酵素基質溶液を100µL/ウェルで分注 |
↓ |
遮光下、室温(20-30℃)で30分間静置して反応 |
↓ |
反応停止液を100µL/ウェルで分注 |
↓ |
プレートリーダーで450nm(副波長610〜650nm)の吸光度を30分以内に測定 |
↓ |
標準曲線用C-ペプチド溶液の吸光度から標準曲線を作成し、検体中のマウスC-ペプチド濃度を求める |
以上